「エルベクリスタル」は、はるか中世の頃から受け継がれている伝統的なガラス工芸品です。 東ヨーロッパの豊かな森林資源とエルベ河の水を用いて作られ、その重厚華麗な装飾性によってヨーロッパの王侯貴族に珍重されてきました。 クリスタルの透明度、反射率、屈折率ともに高く、カットやエングレーヴィングによってさまざまなデザインが生まれます。また色被せ技法からは深みのある光彩が放たれます。 カットに高い技術を誇るドイツ、木炭を用いたカリガラスに独自の伝統をもつチェコ、そしてルーマニアの洗練されたデザインによる「エルベクリスタル」は、「森のガラス」と称され今も人々を魅了し続けています。 テーブルシーンを彩るグラスウェア、インテリアを華やかに演出する花瓶など、生活空間を豊かにする「エルベクリスタル」。繊細なデザインから伝統的なカットまで趣の異なる「光の芸術」をお楽しみください。